肝機能低下が疲労につながる?

疲労は、肝臓の機能が低下した時に見られる代表的な症状の1つです。
しかし、どうして肝機能が低下すると疲労が起こるのでしょうか?

 

ここでは、肝臓と疲労の関係についてお話していきます。

解毒作用が低下することが原因の1つ

私たちの体内を巡っている血液は、肝臓によって有毒なものが取り除かれる仕組みとなっています。つまり、肝臓が機能しているからこそ、綺麗な血液が維持されているのです。

 

血液は綺麗であればあるほど、全身にエネルギーや栄養素を行き渡らせやすくなります。そのため、体が疲労するのを軽減してくれるのです。

 

肝機能が低下すると、綺麗な血液を維持しづらくなるため、疲労しやすい体になってしまいます。また、疲労物質として有名なアンモニアも肝臓で解毒されているものです。この物質も解毒されにくくなってしまうため、疲れやすくなります。

代謝の低下によって疲れやすくなる

肝臓では、タンパク質や脂質、炭水化物をエネルギーに変換して全身に送り出しています。そのため、肝臓に負担がかかると当然この働きも悪くなるので十分なエネルギーが供給されず、疲れやすくなるのです。

 

また、肝臓が作り出している胆汁酸塩。本来はこの物質によって、脂肪や脂溶性ビタミンの吸収が行われています。しかし、肝臓がダメージを受けていると胆汁酸塩も十分に生成されないため、これらの吸収が妨げられてしまうのです。その結果、体が脱力感を感じやすくなります。

 

このように、肝臓は疲労と深い関係があることがお分かりいただけたでしょう。

 

毎日きちんと休んでいるのに、十分な休日をもらっているのに疲れが抜けなくて困っている…という人は気をつけてください。もしかしたらその疲れ、肝臓の機能が低下していることで起こっているのかもしれませんよ。